Steamのコントローラー設定方法を解説 – ボタン変更、同時押し、連射など

「AボタンとBボタンを入れ替えたいのにキーコンフィグが搭載されていない」といったゲームをプレイする時に非常に便利なので設定方法を覚えておきましょう
ボタン変更以外にも便利な設定をいくつか紹介しているので参考にしてください
本記事ではWindows10にてXbox ワイヤレス コントローラーを用いて解説しています

Steamのコントローラー設定機能とは

  • どんなコントローラーを利用できるの?
    • Xbox、PlayStation、Switchのコントローラーに正式対応しています
    • 上記以外のサードパーティ製品も多くのものが利用可能です
  • どんなことができるの?
    • ボタンの変更(入れ替え)以外に同時押しや連射といった機能を設定可能です
    • マウス・キーボードの入力をコントローラーに割り当てることもできます
    • 各設定はゲームごとに保存できます

対応コントローラー紹介

Xinput/DirectInputの切替が可能なLogicool F710はXinputにするとXbox360コントローラ、DirectInputにすると一般的なゲームパッドとして認識されました

デフォルトボタン配置・名称

Xbox Series X|S コントローラー

Xbox Series X|S コントローラーについて知る

xbox series x s コントローラー ボタン名称

  1. A ボタン
  2. B ボタン
  3. X ボタン
  4. Y ボタン
  5. 手前:R ボタン / 奥:R トリガー
  6. 手前:L ボタン / 奥:L トリガー
  7. 左スティック / ボタン
  8. 右スティック / ボタン
  9. 方向パッド(D-pad)
  10. ビューボタン
  11. Xbox ボタン
  12. メニューボタン
  13. 共有(シェア)ボタン

DualSense

DualSense ワイヤレスコントローラー 取扱説明書(pdfファイル)

DualSense ボタン名称

  1. ✕ ボタン
  2. ○ ボタン
  3. □ ボタン
  4. △ ボタン
  5. 手前:R1 ボタン / 奥:R2 ボタン
  6. 手前:L1 ボタン / 奥:L2 ボタン
  7. 方向キー
  8. 左スティック / L3 ボタン
  9. 右スティック / R3 ボタン
  10. クリエイトボタン
  11. タッチパッド / タッチパッドボタン
  12. オプションボタン
  13. PS ボタン
  14. ミュートボタン

Switch Pro コントローラー

Nintendo Switch Proコントローラーの主な仕様

  1. B ボタン
  2. A ボタン
  3. Y ボタン
  4. X ボタン
  5. 手前:R ボタン / 奥:ZR ボタン
  6. 手前:L ボタン / 奥:ZL ボタン
  7. Lスティック / ボタン
  8. Rスティック / ボタン
  9. 十字ボタン
  10. -ボタン
  11. キャプチャーボタン
  12. HOME ボタン
  13. +ボタン

PCとコントローラーをBluetoothで接続する

コントローラーをBluetoothで接続する場合はPCとのペアリングが必要です
Windowsの設定(Windows + i)から「デバイス→Bluetoothとその他のデバイス」を開きます
Bluetoothがオンの状態で「Bluetoothまたはその他のデバイスを追加する」をクリック
windows10 Bluetooth設定
「Bluetooth」をクリックしたらコントローラーのペアリングボタンを押してペアリングを完了させましょう
windows10 Bluetooth デバイス追加

各コントローラーのペアリングボタン

  • Xbox ワイヤレス コントローラー
    ペアリングボタン長押し
    Xboxコントローラー ペアリングボタン
  • DualSense
    クリエイトボタンとPSボタンを同時に長押し
    DualSense ペアリングボタン
  • Switch Pro コントローラー
    シンクロボタン長押し
    Switch Pro コントローラー ペアリングボタン

Steamでの設定手順

初期設定

ボタン変更を行う前に事前準備が必要です

  1. クライアント上部のメニュー「Steam→設定→コントローラ」と進んで「一般のコントローラ設定」をクリック
    Steam 一般のコントローラ設定
  2. 「Xbox 設定サポート」にチェックを入れて確認をクリック
    PlayStationやSwitchのコントローラーを使う場合もそれぞれチェックが必要です
    Eliteコントローラーを使う場合は「Xbox Extended Feature Support」にもチェックを入れましょう
     背面パドルの設定にも対応するようです
    Steam コントローラ設定 サポート

キャリブレーション

ジョイスティックやジャイロセンサーを調整できます
挙動がおかしい時、不安定な時に実行する機能ですがはじめに確認しておいてもいいかもしれません

レイアウト確認・ボタン再配置(一般的なゲームパッド)

接続したコントローラーが「一般的なゲームパッド」として認識された場合はボタンレイアウトを確認しましょう
「レイアウトの決定」をクリックして設定画面へ
Steam コントローラ設定 レイアウト確認
必要であればボタンの再配置を行うことが可能です
Steam コントローラ設定 ボタン再配置

Nintendo ボタンレイアウトを利用

Switch Pro コントローラーを使用する時に利用できるオプションです
XboxとSwitchのコントローラーはAとB、XとYのボタン位置が逆になっています
このチェックを入れておけばXbox準拠の設定をSwitch Pro コントローラーでそのまま利用できます
Steam コントローラ設定 Nintendoボタンレイアウト

Big Picture・デスクトップ設定

Big Pictureモードやデスクトップでのコントローラー挙動をそれぞれ個別に設定できます
コントローラー設定から「Big Picture設定」または「デスクトップ設定」へと進みましょう

Big Pictureモードとは

コントローラーでの操作を前提として作られているユーザーインターフェイスです
クライアント右上のBig Picture ボタンを押すとこのモードに切り替わります
Steam Big Pictureモードボタン
デスクトップに戻る場合は右上にある電源ボタンから「Big Picture を終了」を選択しましょう
Steam Big Pictureモード設定
Steam Big Pictureモード終了

ゲームごとの設定

  1. ライブラリからコントローラー設定を変更したいゲームを右クリックして「管理→コントローラ設定」と進みましょう
    ※この項目はコントローラーを接続していないと表示されません
    Steam ライブラリ コントローラ設定
  2. 各ボタンを自由にカスタマイズできます
    Steam コントローラ設定画面
  3. ボタンの入れ替え以外にもマウス、キーボードやスクリーンショット機能などを割当可能です
    Steam コントローラ設定 機能割当画面

設定の初期化・インポート・エクスポート

  • 初期化
    「設定を閲覧」から保存したコントローラ設定を適用できます
    Steam コントローラ設定 閲覧
    いろいろ変更しすぎてよくわからなくなったりコントローラーの挙動がおかしいと感じたりしたら、推奨設定を選んで初期化してからやり直すと良いでしょう
  • インポート
    フレンドや他のユーザー(コミュニティ)が公開している設定を選ぶことができます
    使用ボタンが多いゲームや特殊な操作があるゲームは推奨設定やコミュニティの設定を使用したり参考にしたりするとプレイしやすくなるかもしれません
    Steam コントローラ設定 インポート
  • エクスポート
    キー変更や機能割当が完了したら「設定をエクスポート」をクリック
    Steam コントローラ設定 エクスポート
    テンプレートで「新しいテンプレートバインドを保存」を選んだら名前と説明を入力して保存します
    Steam コントローラ設定 保存

設定の保存や初期化ができない時の対処方法

保存や初期化がどうしてもうまくできない場合は設定ファイルを直接編集することで対処しましょう
対象ファイルはconfig.vdfです
ファイル内の「SDL_GamepadBind」にコントローラー関連の情報が保存されているのでこの部分を編集or削除することで直接コントローラー設定を書き換えることが可能です
ファイルを編集する際はコントローラーを全て外してSteamを起動していない状態で行いましょう

config.vdfはsteamフォルダ内にあります
/steam/config/config.vdf
steamフォルダの場所は「設定→ダウンロード→STEAMライブラリフォルダー」で確認できます
作業前にconfig.vdfのバックアップをとっておきましょう

AボタンとBボタンを入れ替える

具体的な設定手順としてAボタンとBボタンの入れ替えを画像つきで説明します

  1. 設定画面を開いたらABXYボタンのグループをクリック
    Steam コントローラ設定 abxyボタン
  2. Aボタンをクリック
    Steam コントローラ設定 aボタン変更
  3. 現在の設定が表示されるので新たに割り当てたいBボタンをクリック
    Steam コントローラ設定 bボタン割当
  4. AボタンにBボタンが割り当てられました
    続いてBボタンをクリック
    Steam コントローラ設定 bボタン変更
  5. Aボタンをクリック
    Steam コントローラ設定 aボタン割当
  6. BボタンにAボタンが割り当てられました
    「戻る」で前の画面へ
    Steam コントローラ設定 abボタン変更確認
  7. AボタンとBボタンが入れ替わっていることを確認したら「決定」で設定完了です
    Steam コントローラ設定 abボタン変更完了

コントローラー非対応のゲーム

キーボードとマウスでしかプレイできないゲームでもコントローラーでプレイできます
おすすめはテンプレートに用意されている「キーボード(WASD)とマウス」から各ゲームに合わせて変更していく方法です
デフォルトでは左スティックにWASD、LRトリガーにマウスクリック、右スティックにマウスのカーソル移動が割り当てられています

便利な設定紹介

複数の設定を組み合わせれば複雑なアクションも簡単操作で実現できるかもしれません

オンラインマルチ対戦ゲームではチート認定される可能性もあるので使用しないほうがいいでしょう

同時押し

「マルチボタンの切り替え」をオンにするとひとつのボタンに複数のボタンを割り当てられます
Steam コントローラ設定 マルチボタンの切り替え
Bボタン単体でABボタンの同時押しをできるように設定しました
Steam コントローラ設定 ボタン同時押し

連射

「アクティベイターを表示」
Steam コントローラ設定 アクティベイターを表示
「アクティベーター追加」して起動タイプは「長押し」バインドは割り当てたいボタン、長押しで繰り返し(ターボ)を「オン」にすると長押し中は割り当てたボタンを連打する設定になります
繰り返し頻度が連射速度(入力間隔)になります
追加せずに元からある普通押しの設定を変更してしまうと普通押しした時になにも入力されないようになるので注意しましょう
Steam コントローラ設定 ボタン連射

トグル

ボタンを押している間だけダッシュするといった操作をオンオフ切り替えできるようにします
「アクティベイターを表示」
Steam コントローラ設定 アクティベイターを表示
切り替えをオンにするとトグルボタンとして動作するようになります
Steam コントローラ設定 トグル設定

トリガー

L・Rトリガーは深く引く「フルプル」と浅く引く「ソフトプル」に別のボタンを割当可能です
ソフトプルのトリガースタイルとソフトプル位置で挙動と発動位置(引き具合)を設定できます
フルプルとソフトプルの両方を設定した場合「単純なしきい値」もしくは「触発性トリガー」にすると深く引いた時に両方発動します
ヒップファイアはトリガーを素早く引くことでフルプルを単体で発動させます(ソフトプルを発動させない)

  • 単純なしきい値
    しきい値を超えると発動
    しきい値まで戻るとボタンをはなす
  • 触発性トリガー
    しきい値を越えると発動
    しきい値まで戻らなくてもトリガーを少しでも戻すとボタンをはなす
  • ヒップファイア
    しきい値誘発までの時間の長さが違う設定が用意されています
    アグレッシブは非常に短いためソフトプルを発動させないためには非常に早くトリガーを引く必要があります
    短い – アグレッシブ – ノーマル – リラックス – 長い

    • エクスクルーシブはフルプルかソフトプルどちらかしか発動しません
      ソフトプルが発動した場合は深くまで押し込んでもフルプルは発動しません

Steam コントローラ設定 トリガー設定

スティック感度

アナログスティックの設定画面で「追加設定」をクリック
Steam コントローラ設定 スティック感度設定
「スティック感度カーブ」で好みの設定に変更しましょう
最初からある5つの設定以外にも独自に調整できる「カスタムカーブ」が用意されています
デフォルト設定は入力に対して1:1の感度となっている「リニア」です
Steam コントローラ設定 スティック感度カーブ

モードシフト

複数のモード(キー設定)を設定した上で特定のボタンを押している間だけモードを切り替える機能です
アイテム使用のショートカットが多いなどキーボード操作が前提となっているゲームをコントローラーでプレイする時にとても便利です
ABXYボタンを例に説明します
「モードシフト」をクリック
Steam コントローラ設定 モードシフト
「入力スタイル」で割り当てたいボタンを設定
「モードシフトボタン」はモード切替に使うボタンを設定します
下の画像は左トリガーのフルプル(深く引く)状態時だけABXYがキーボードの1234キーとして動作する設定です
通常時とモードシフト時で合わせて8つのボタンを使えるようになります
Steam コントローラ設定 モードシフトの入力スタイル

おすすめのコントローラー

Xbox ワイヤレス コントローラー

カーボン ブラック
ロボット ホワイト
ショック ブルー
パルス レッド
エレクトリック ボルト

これからSteam用(PC用)のコントローラーを買うならXboxのコントローラーをおすすめします
多くのPCゲームがXboxコントローラー(Xinput)での操作を前提に作られており、コントローラーを接続するだけですぐにプレイできるからです
またゲーム内のコントローラーボタン表示がXboxのコントローラー準拠のものしか用意されていないことも少なくありません
Xbox ワイヤレス コントローラーはXboxの最新コントローラーでXbox Series X|S、Xbox One、Windows 10 PC、Androidなどで利用できます

PCでのファームウェア更新はXbox アクセサリー アプリから可能です

PCとの接続方法は3つ用意されており有線接続(USB Type-C)と、無線接続(Bluetooth、専用アダプタ)から選べます
Xbox向けのパッケージが販売されていますがこちらはケーブルが同梱されていません
コントローラーは同じものなのでケーブル同梱のパッケージを購入すると良いでしょう
カラーリングは黒(カーボン ブラック)白(ロボット ホワイト)青(ショック ブルー)赤(パルス レッド)緑(エレクトリック ボルト)の5色です
無線アダプタは単体でも販売されていますがコントローラーとアダプタの同梱パッケージもあります
コントローラーと合わせて購入する場合はトータルで安い方を選びましょう
ひとつのアダプタで最大8台のコントローラーを接続可能です
Windows 10 用 Xbox ワイヤレス コントローラーとワイヤレス アダプター
単3電池は充電式のものがあると便利です
純正品の充電式バッテリーも販売されています

コントローラー本体と無線アダプタを別々に購入した場合はペアリング作業が必要です
Xbox ワイヤレス アダプター for Windows の設定
本体のペアリングボタン長押し→アダプタのボタンを押す
コントローラーのXboxボタンが点滅から点灯に変わったらペアリング完了です
Xboxコントローラー ペアリングボタンXbox ワイヤレス アダプター for Windows 10 ペアリング ボタン
Xbox ワイヤレス コントローラー + USB-C ケーブル
日本マイクロソフト
同梱物:Xbox ワイヤレス コントローラー (カーボン ブラック) 本体(3.5mm ステレオ オーディオ ジャック付き)、 USB-C ケーブル (約 2.7m)

コメント

  1. 匿名 より:

    Steamクライアントのコントローラー設定が難しかったので助かりました。
    ありがとうございます。

    • ひびん より:

      コメントありがとうございます
      かなり便利な機能なのでSteamはもっと翻訳とか使い方の説明を充実させた上で周知してほしいですね

  2. 匿名 より:

    初めまして。
    非常に参考になる記事、ありがとうございます。

    Steamについて無知なので、質問させてください。
    今回、記事を参考に新しいコントローラーを登録しました。
    接続後、Steamでコントローラーが認識され、Big Pictureモードから、認識されたコントローラーのところでレイアウトの決定からボタンの設定をしたのですが、修正の必要が発生したので、再度レイアウトの決定を選ぼうとしてもタブが出てこず、確認とキャリブレーションのみしか表示されないのですが、レイアウトの決定を再度表示する方法は無いものでしょうか?

    また、ゲームのコントローラー設定からボタン配置を変更する場合とレイアウトの決定からボタン配置を変更する場合で違いはありますでしょうか?
    前者は入力時のボタンが変更され、後者はゲームでの表示が変更されるのかな?と認識していますが、合っていますでしょうか?

    お手数をお掛けしますが、返信いただけると非常に助かります。
    宜しくお願い致します。

    • ひびん より:

      レイアウトの決定が表示されない件はちょっとわからないです。
      不具合の可能性もあるのでサポートに聞いてみるのもいいかもしれません。
      「レイアウトの決定」は例えばセガサターンのコントローラーのように現在主流のコントローラーとはボタン数や配置が異なるコントローラーを使用する際に自分でレイアウトを設定するのが主な使い方だと思います。
      そのため最初にレイアウトを決定したらボタンの変更は各ゲームごとに行うのが良いのではないでしょうか。

      • 匿名 より:

        ご返信ありがとうございます。
        色々調べても同じ症状の方が1人見つかったくらいで、その方も困られていたので、サポートに聞いてみます。

        現在主にフォートナイトをSteam経由でやっているのですが、ゲーム内で各コマンドにボタン名が表示されるのですが、レイアウトの決定で入れ替えたボタンはゲーム内の表示でも反映されていて、入れ替えを忘れたボタンは逆に表示されているんですよね。それを直したくて、レイアウトの決定をもう一度選択したかったのですが、どうやっても表示されずでした…

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