Steamのコントローラー設定方法 – 徹底解説

Steamのコントローラー設定方法 – 徹底解説

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Steamに標準機能として実装されているコントローラー設定の解説記事です。「AボタンとBボタンを入れ替えたいのにキーコンフィグが搭載されていない」といったゲームをプレイする時に非常に便利なので設定方法を覚えておきましょう。単純なボタン変更だけではなく、連射や複数ボタンの同時押しも外部ソフトを利用せずに実現可能です。アクティベーターやモードシフト、サイクルバインドといった少し複雑な機能の設定方法もいくつか紹介しているので参考にしてください。

Steamのコントローラー設定機能とは

  • どんなコントローラーを利用できるの?
    • Xbox、PlayStation、Switchのコントローラーに正式対応しています。
    • 上記以外のサードパーティ製品も多くのものが利用可能です。
  • どんなことができるの?
    • ボタンの変更(入れ替え)以外に同時押しや連射といった機能を設定可能です。
    • マウス・キーボードの入力をコントローラーに割り当てることもできます。
    • 各設定はゲームごとに保存できます。
    • Steam以外のゲームでも利用できます。

対応コントローラー紹介

Xinput DirectInput
検索

Steamでおすすめのコントローラーとそのボタン配置・名称

入手性を考慮すると現行のゲーム機純正のコントローラーの中から選ぶのがよいと思います。特にSteamのコントローラー設定機能はXbox、PlayStation、Switchの最新コントローラーに正式対応しているためどのコントローラーを選んでも機能を使用することが可能です。

多ボタンや追加機能を搭載した商品も数多く販売されています。純正コントローラーの値段や機能に不満がある場合はサードパーティ製のコントローラーもチェックしましょう。

Xbox ワイヤレス コントローラー

  1. A ボタン
  2. B ボタン
  3. X ボタン
  4. Y ボタン
  5. 手前:R ボタン / 奥:R トリガー
  6. 手前:L ボタン / 奥:L トリガー
  7. 左スティック / ボタン
  8. 右スティック / ボタン
  9. 方向パッド(D-pad)
  10. ビューボタン
  11. Xbox ボタン
  12. メニューボタン
  13. 共有(シェア)ボタン

これからSteam用(PC用)のコントローラーを買うならXboxのコントローラーをおすすめします。多くのPCゲームがXboxコントローラー(Xinput)での操作を前提に作られており、コントローラーを接続するだけですぐにプレイできるからです。またゲーム内のコントローラーボタン表示がXboxのコントローラー準拠のものしか用意されていないことも少なくありません。Xbox ワイヤレス コントローラーはXboxの最新コントローラーでXbox Series X|S、Xbox One、Windows 10 PC、Androidなどで利用できます。

ジャイロセンサーは搭載されていません。
PCでのファームウェア更新はXbox アクセサリー アプリから可能です。

PCとの接続方法は3つ用意されており有線接続(USB Type-C)と、無線接続(Bluetooth、専用アダプタ)から選べます。Xbox向けのパッケージが販売されていますがこちらはケーブルが同梱されていません。コントローラーは同じものなのでケーブル同梱のパッケージを購入すると良いでしょう。

無線アダプタは単体でも販売されていますがコントローラーとアダプタの同梱パッケージもあります。コントローラーと合わせて購入する場合はトータルで安い方を選びましょう。ひとつのアダプタで最大8台のコントローラーを接続可能です。
Windows 10 用 Xbox ワイヤレス コントローラーとワイヤレス アダプター
単3電池は充電式のものがあると便利です。純正品の充電式バッテリーも販売されています。

コントローラー本体と無線アダプタを別々に購入した場合はペアリング作業が必要です。
Xbox ワイヤレス アダプター for Windows の設定
本体のペアリングボタン長押し→アダプタのボタンを押す→コントローラーのXboxボタンが点滅から点灯に変わったらペアリング完了です。
Xboxコントローラー ペアリングボタンXbox ワイヤレス アダプター for Windows 10 ペアリング ボタン

豊富なカラーリング

通常用意されているカラーリングは黒(カーボン ブラック)白(ロボット ホワイト)青(ショック ブルー)赤(パルス レッド)黃緑(エレクトリック ボルト)桃(ディープ ピンク)緑(ベロシティ グリーン)の7色です。XboxDesignLabではコントローラーを自分好みにデザインして注文できます。

Xbox Elite ワイヤレス コントローラー シリーズ 2

機能を追加搭載した豪華版も販売されています。価格はお高いですがパーツの交換や背面パドルの追加など自分好みにカスタマイズが可能です。Core Editionは同梱されている交換パーツやキャリング ケースを一部省いたものです。Core Editionのほうが同梱物が少ない分お安くなっているので公式サイトに掲載されている比較を見てどちらがいいか検討するとよいでしょう。

DualSense

  1. ✕ ボタン
  2. ○ ボタン
  3. □ ボタン
  4. △ ボタン
  5. 手前:R1 ボタン / 奥:R2 ボタン
  6. 手前:L1 ボタン / 奥:L2 ボタン
  7. 方向キー
  8. 左スティック / L3 ボタン
  9. 右スティック / R3 ボタン
  10. クリエイトボタン
  11. タッチパッド / タッチパッドボタン
  12. オプションボタン
  13. PS ボタン
  14. ミュートボタン

DualSenseはPlayStation5のコントローラーです。ホワイトミッドナイト ブラックコズミック レッドスターライト ブルーノヴァ ピンクギャラクティック パープルグレー カモフラージュの7色が用意されています。PS3のDUALSHOCK 3やPS4のDUALSHOCK 4と比較すると現行機のコントローラーということで入手し易いので、PSコントローラーのボタン配置が好みの人は第一候補になるコントローラーだと思います。タッチパッド、ジャイロセンサーの設定にも対応しています。

Switch Pro コントローラー

  1. B ボタン
  2. A ボタン
  3. Y ボタン
  4. X ボタン
  5. 手前:R ボタン / 奥:ZR ボタン
  6. 手前:L ボタン / 奥:ZL ボタン
  7. Lスティック / ボタン
  8. Rスティック / ボタン
  9. 十字ボタン
  10. -ボタン
  11. キャプチャーボタン
  12. HOME ボタン
  13. +ボタン

Nintendo Switch用のコントローラーですが本体には同梱されていないため別売りで追加購入する必要があります。特定のゲームをテーマにした特別デザインコントローラーを除いて、黒色のみの展開です。XboxとはAとB、XとYのボタン位置が逆になっています。ジャイロセンサーの設定にも対応しています。

ZR・ZLはアナログではなくデジタルボタンです。レースゲームのアクセル操作などアナログトリガーが推奨されるゲームにはXbox ワイヤレス コントローラーやDualSenseなどアナログトリガーを搭載したコントローラーをおすすめします。

Joy-Con

Joy-ConはNintendo Switchに同梱されている純正コントローラーです。Nintendo Switchは現在有機ELと液晶の2モデルが併売されていますが同梱されているJoy-Conに違いはありません。 (L)と (R)を1つのコントローラーとして扱うか、片方のJoy-Conを1つのコントローラーとして扱うかを選択可能です。

Joy-Conのペアリング方法等は以下の記事で紹介しています。
Steamのコントローラー設定がNintendo SwitchのJoy-Conを正式サポート

PCとコントローラーを接続する

有線接続:USB

現在入手できるPC用コントローラーの多くはUSBケーブルでPCと接続することになります。Xbox ワイヤレス コントローラー、DualSense、Switch Pro コントローラーはすべてUSB Type-CにてPCと接続します。

無線接続:Bluetooth

PCにBluetooth機能が搭載されていない場合は別途レシーバーを用意する必要があります。

Xbox ワイヤレス コントローラーは専用の無線アダプタも販売されています。Bluetooth接続が安定しない場合はこのアダプタを利用することで問題が解決する可能性もあります。

コントローラーをBluetoothで接続するにはPCとのペアリングが必要となります。以下はWindows10の設定手順です。

  1. Windowsの設定(Windows + i)から「デバイス→Bluetoothとその他のデバイス」を開きます。Bluetoothがオンの状態で「Bluetoothまたはその他のデバイスを追加する」をクリックします。
    windows10 Bluetooth設定
  2. 「Bluetooth」をクリックしたらコントローラーのペアリングボタンを押してペアリングを完了させましょう。windows10 Bluetooth デバイス追加

Xbox ワイヤレス コントローラー、DualSense、Switch Pro コントローラーをBluetooth接続したときの登録名は以下のようになっています。

Windows10

Steam

Windows11、10、8.1、7での設定方法が以下のリンク先にまとめられています。
Windows で Bluetooth デバイスをペアリングする(support.microsoft.com)

ゲーム機コントローラーのペアリングボタン紹介

  • Xbox ワイヤレス コントローラー
    ペアリングボタン長押し
    Xboxコントローラー ペアリングボタン
  • DualSense
    クリエイトボタンとPSボタンを同時に長押し
    DualSense ペアリングボタン
  • Switch Pro コントローラー
    シンクロボタン長押し
    Switch Pro コントローラー ペアリングボタン

Steamでの設定手順

コントローラーを接続する – 初期設定

設定機能を使う前にコントローラーをSteamに正しく認識させておくことが重要です。

  1. クライアント上部のメニュー「Steam→設定→コントローラ」と進んで「一般のコントローラ設定」をクリックします。
    Steam 一般のコントローラ設定
  2. 使用するコントローラーの設定サポート(PlayStation設定サポート、Xbox設定サポート、SwitchPro設定サポート、一般のゲームパッド設定サポート)にチェックを入れて確認をクリックします。
    • Eliteコントローラーを使う場合は「Xbox拡張機能のサポート」にもチェックを入れましょう。背面パドルの設定にも対応するようです。
      Steam コントローラ設定 サポート
  3. コントローラーをPCに接続して「検出されたコントローラ」に表示さているのを確認できれば完了です。うまく認識されない場合はSteamの再起動やコントローラーの再接続を試しましょう。

キャリブレーション

ジョイスティックやジャイロセンサーを調整できます。挙動がおかしい時、不安定な時に実行する機能ですがはじめに確認しておいてもいいかもしれません。

レイアウト確認・ボタン再配置(一般的なゲームパッド)

接続したコントローラーが「一般的なゲームパッド」として認識された場合はボタンレイアウトを確認しましょう。「レイアウトの決定」をクリックして設定画面へ。
Steam コントローラ設定 レイアウト確認
必要であればボタンの再配置を行うことが可能です。現在主流の4ボタンではなくサターンパッドのような6ボタンのコントローラーなど、変則的なボタン配置のコントローラーを利用する場合は最初にしっかり設定しましょう。
Steam コントローラ設定 ボタン再配置

Nintendo ボタンレイアウトを利用

Switch Pro コントローラーを使用する時に利用できるオプションです。XboxとSwitchのコントローラーはAとB、XとYのボタン位置が逆になっています。このチェックを入れておけばXbox準拠の設定をSwitch Pro コントローラーで利用する時にボタン表記で混乱することを防げます。
Steam コントローラ設定 Nintendoボタンレイアウト

Big Picture・デスクトップ設定

Big Pictureモードやデスクトップでのコントローラー挙動をそれぞれ個別に設定できます。コントローラー設定から「Big Picture設定」または「デスクトップ設定」へと進みましょう。

Big Pictureモードとは

コントローラーでの操作を前提として作られているユーザーインターフェイスです。クライアント右上のBig Picture ボタンを押すとこのモードに切り替わります。
Steam Big Pictureモードボタン
デスクトップに戻る場合は右上にある電源ボタンから「Big Picture を終了」を選択しましょう。
Steam Big Pictureモード設定

ゲームごとの設定

  1. ライブラリからコントローラー設定を変更したいゲームを右クリックして「管理→コントローラ設定」と進みましょう。この項目はコントローラーを接続していないと表示されません。
    Steam ライブラリ コントローラ設定
  2. 各ボタンを自由にカスタマイズできます。
    Steam コントローラ設定画面
  3. ボタンの入れ替え以外にもマウス、キーボードやスクリーンショット機能などを割当可能です。
    Steam コントローラ設定 機能割当画面

設定の初期化・インポート・エクスポート

  • 初期化
    「設定を閲覧」から保存したコントローラ設定を適用できます。いろいろ変更しすぎてよくわからなくなったりコントローラーの挙動がおかしいと感じたりしたら、推奨設定を選んで初期化してからやり直すと良いでしょう。
    Steam コントローラ設定 閲覧
  • インポート
    フレンドや他のユーザー(コミュニティ)が公開している設定を選ぶことができます。使用ボタンが多いゲームや特殊な操作があるゲームは推奨設定やコミュニティの設定を使用したり参考にしたりするとプレイしやすくなるかもしれません。
    Steam コントローラ設定 インポート
  • エクスポート
    キー変更や機能割当が完了したら「設定をエクスポート」をクリック。
    Steam コントローラ設定 エクスポート
    テンプレートで「新しいテンプレートバインドを保存」を選んだら名前と説明を入力して保存します。
    Steam コントローラ設定 保存

設定の保存や初期化ができない時の対処方法

保存や初期化がどうしてもうまくできない場合は設定ファイルを直接編集することで対処しましょう。対象ファイルは「config.vdf」です。ファイル内の「SDL_GamepadBind」にコントローラー関連の情報が保存されているのでこの部分を編集or削除することで直接コントローラー設定を書き換えることが可能です。ファイルを編集する際はコントローラーを全て外してSteamを起動していない状態で行いましょう。

config.vdfはsteamフォルダ内にあります。
/steam/config/config.vdf
フォルダの場所は「設定→ダウンロード→STEAMライブラリフォルダー」で確認できます。
作業前にconfig.vdfのバックアップをとっておきましょう。

ボタン変更手順の解説

具体的な設定手順としてAボタンとBボタンの入れ替えを画像つきで説明します。

  1. 設定画面を開いたらABXYボタンのグループをクリック。
    Steam コントローラ設定 abxyボタン
  2. Aボタンをクリック。
    Steam コントローラ設定 aボタン変更
  3. 現在の設定が表示されるので新たに割り当てたいBボタンをクリック。
    Steam コントローラ設定 bボタン割当
  4. AボタンにBボタンが割り当てられました。続いてBボタンをクリック。
    Steam コントローラ設定 bボタン変更
  5. Aボタンをクリック。
    Steam コントローラ設定 aボタン割当
  6. BボタンにAボタンが割り当てられました。「戻る」で前の画面へ。
    Steam コントローラ設定 abボタン変更確認
  7. AボタンとBボタンが入れ替わっていることを確認したら「決定」で設定完了です。
    Steam コントローラ設定 abボタン変更完了

キーボード&マウス操作をコントローラーに割り当てる

キーボードとマウスでしかプレイできないゲームでもコントローラーでプレイできます。おすすめは左スティックにWASD、LRトリガーにマウスクリック、右スティックにマウスのカーソル移動を割り当てる設定です。ゲームによってはテンプレート設定が用意されているので「設定を閲覧」から確認しましょう。

便利な設定紹介

複数の設定を組み合わせれば複雑なアクションも簡単操作で実現できるかもしれません。

オンラインマルチ対戦ゲームではチート認定される可能性もあるので使用しないほうがいいでしょう。

同時押し(マルチボタン)

「マルチボタンの切り替え」をオンにするとひとつのボタンに複数のボタンを割り当てられます。
Steam コントローラ設定 マルチボタンの切り替え
Bボタン単体でABボタンの同時押しをできるように設定しました。
Steam コントローラ設定 ボタン同時押し

連射(繰り返し)

  1. 「アクティベイターを表示」
    Steam コントローラ設定 アクティベイターを表示
  2. 「アクティベーター追加」
    • 「起動タイプ」は長押し
    • 「バインド」は割り当てたいボタン
    • 「長押しで繰り返し(ターボ)」はオン

以上の設定で長押し中は割り当てたボタンを連打する設定になります。連射速度(入力間隔)は「繰り返し頻度」で変更可能です。元からある普通押しの設定を変更すると、普通押しした時になにも入力されないようになるので「アクティベーター追加」から長押しの設定を追加するように注意しましょう。
Steam コントローラ設定 ボタン連射

長押し(連射)が発動するまでのタイムラグが気になる場合はスタートプレスを活用しましょう。スタートプレスはボタンを押した瞬間に入力される設定です。(リリースプレスはボタンを離した瞬間に入力されます)
Steam コントローラ設定 ボタン連射 スタートプレス

トグル(切り替え)

ボタンを押している間だけダッシュするといった操作をオンオフ切り替えできるようにします。

  1. 「アクティベイターを表示」
    Steam コントローラ設定 アクティベイターを表示
  2. 切り替えをオンにするとトグルボタンとして動作するようになります。
    Steam コントローラ設定 トグル設定

アナログトリガー(フルプル・ソフトプル)

アナログのL・Rトリガーは深く引く「フルプル」と浅く引く「ソフトプル」に別のボタンを割当可能です。ソフトプルのトリガースタイルとソフトプル位置で挙動と発動位置(引き具合)を設定できます。フルプルとソフトプルの両方を設定した場合「単純なしきい値」もしくは「触発性トリガー」にすると深く引いた時に両方発動します。ヒップファイアはトリガーを素早く引くことでフルプルを単体で発動させます(ソフトプルを発動させない)。

  • 単純なしきい値
    • しきい値を超えると発動します。
    • しきい値まで戻るとボタンをはなします。
  • 触発性トリガー
    • しきい値を越えると発動します。
    • しきい値まで戻らなくてもトリガーを少しでも戻すとボタンをはなします。
  • ヒップファイア
    • しきい値誘発までの時間の長さが違う設定が用意されています。
    • アグレッシブは非常に短いためソフトプルを発動させないためには非常に早くトリガーを引く必要があります。(短い – アグレッシブ – ノーマル – リラックス – 長い)
エクスクルーシブはフルプルかソフトプルどちらかしか発動しません。例えばソフトプルが発動した場合は深くまで押し込んでもフルプルは発動しません。

Steam コントローラ設定 トリガー設定

スティック感度

  1. アナログスティックの設定画面で「追加設定」をクリック。
    Steam コントローラ設定 スティック感度設定
  2. 「スティック感度カーブ」で好みの設定に変更しましょう。最初からある5つの設定以外にも独自に調整できる「カスタムカーブ」が用意されています。デフォルト設定は入力に対して1:1の感度となっている「リニア」です。
    Steam コントローラ設定 スティック感度カーブ

モードシフト

複数のモード(キー設定)を設定した上で特定のボタンを押している間だけモードを切り替える機能です。アイテム使用のショートカットが多いなどキーボード操作が前提となっているゲームをコントローラーでプレイする時にとても便利です。ABXYボタンを例に説明します。

  1. 「モードシフト」をクリック
    Steam コントローラ設定 モードシフト
  2. 「入力スタイル」には割り当てたいボタンを、「モードシフトボタン」にはモード切替に使うボタンを設定します。下の画像は左トリガーのフルプル(深く引く)状態時だけABXYがキーボードの1234キーとして動作する設定です。通常時とモードシフト時で合わせて8つのボタンを使えるようになります。
    Steam コントローラ設定 モードシフトの入力スタイル

サイクルバインド

複数のボタンを1つのボタンに割り当てて順番に入力できる機能です。同時押しで紹介した「マルチボタンの切り替え」をオンにして入力したい順にボタンを複数設定します。アクティベイターで「サイクルバインド」をオンにして設定完了です。画像ではXボタンに、A、B、Yボタンを割り当てています。この場合Xボタンは、1回目の入力(Aボタン)→2回目の入力(Bボタン)→3回目の入力(Yボタン)→4回目の入力(Aボタン)・・・というように機能します。「長押しで繰り返し(ターボ)」を組み合わせれば、長押しでA→B→Yをループ入力します。格ゲーの必殺技コマンドのような複雑な入力を1つのボタンで入力するマクロ機能としても使えるかもしれません。

Steam以外のゲームでも利用する方法

今回紹介したSteamのコントローラー設定機能は、Steam以外のゲームでもSteamライブラリに登録することで利用できるようになります。Steamライブラリへの外部プログラム登録方法はこちらの記事を参照してください。

コメント

  1. 匿名 より:

    Steamクライアントのコントローラー設定が難しかったので助かりました。
    ありがとうございます。

    • ひびん より:

      コメントありがとうございます
      かなり便利な機能なのでSteamはもっと翻訳とか使い方の説明を充実させた上で周知してほしいですね

  2. 匿名 より:

    初めまして。
    非常に参考になる記事、ありがとうございます。

    Steamについて無知なので、質問させてください。
    今回、記事を参考に新しいコントローラーを登録しました。
    接続後、Steamでコントローラーが認識され、Big Pictureモードから、認識されたコントローラーのところでレイアウトの決定からボタンの設定をしたのですが、修正の必要が発生したので、再度レイアウトの決定を選ぼうとしてもタブが出てこず、確認とキャリブレーションのみしか表示されないのですが、レイアウトの決定を再度表示する方法は無いものでしょうか?

    また、ゲームのコントローラー設定からボタン配置を変更する場合とレイアウトの決定からボタン配置を変更する場合で違いはありますでしょうか?
    前者は入力時のボタンが変更され、後者はゲームでの表示が変更されるのかな?と認識していますが、合っていますでしょうか?

    お手数をお掛けしますが、返信いただけると非常に助かります。
    宜しくお願い致します。

    • ひびん より:

      レイアウトの決定が表示されない件はちょっとわからないです。
      不具合の可能性もあるのでサポートに聞いてみるのもいいかもしれません。
      「レイアウトの決定」は例えばセガサターンのコントローラーのように現在主流のコントローラーとはボタン数や配置が異なるコントローラーを使用する際に自分でレイアウトを設定するのが主な使い方だと思います。
      そのため最初にレイアウトを決定したらボタンの変更は各ゲームごとに行うのが良いのではないでしょうか。

      • 匿名 より:

        ご返信ありがとうございます。
        色々調べても同じ症状の方が1人見つかったくらいで、その方も困られていたので、サポートに聞いてみます。

        現在主にフォートナイトをSteam経由でやっているのですが、ゲーム内で各コマンドにボタン名が表示されるのですが、レイアウトの決定で入れ替えたボタンはゲーム内の表示でも反映されていて、入れ替えを忘れたボタンは逆に表示されているんですよね。それを直したくて、レイアウトの決定をもう一度選択したかったのですが、どうやっても表示されずでした…

  3. こらる より:

    Xbox ワイヤレス コントローラー の初期設定が分かっておらず、
    1時間以上なやんでいたことが記載いただいていた初期設定の情報をもとに実施するとばっちり操作ができるようになりました!

    ここにたどり着けて本当に良かったです!
    有用な情報を発信いただきありがとうございました!!

  4. サラマンダー より:

    大変参考になる記事をありがとうございます。
    何かのボタンを押し続けている時にキーボードのA、Dを交互に細かく連打するアクションを登録することは可能でしょうか。
    本記事を読んで単体であればできるのかなと思ったのですが、2種類は交互に連打といった登録が可能かどうか読み取れなかったので是非伺いたく。

    • ひびん より:

      アクティベーターの「サイクルバインド」と「長押しで繰り返し(ターボ)」をオン、「マルチボタンの切り替え」をオンにしてキーボードのAとDを割り当てたらAとDが交互に連打されると思います。後ほど設定方法を記事に追加しようと思います。

  5. かむ より:

    STEAMゲームをプレイしていますが、「Lスティック押し」を誤操作することが非常に多くて困っています。
    該当ゲームは全ボタンを利用しているのでボタンに空きがなく、未使用ボタンと差し替える方法は不可能です。
    結局、「Lスティック押し」を無効化して、該当機能だけキーボードで操作して凌いでいますが、非常に面倒です。
    このSTEAMのコントローラ設定を用いて、下記のような設定はできないでしょうか。

    「Lスティック押し」のみの場合は無効。(機能なし)
    「Rスティック押し」のみの場合はそのまま「Rスティック押し」として機能。
    「Rスティック押し」+「Lスティック押し」の同時押しの際は「Lスティック押し」として機能。

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